講演情報
[22a-1BN-7]偏光フーリエ変換光学系による大面積偏光回折格子形成
〇(M2)藤田 雅也1、飛田 莉玖1、坂本 盛嗣1,3、野田 浩平1,3、鈴木 雅人1,3、佐々木 友之1,3、川月 喜弘2,3、小野 浩司1,3 (1.長岡技科大、2.兵庫県立大、3.CREST,JST)
キーワード:
偏光回折格子,液晶
空中映像に代表されるディスプレイ技術に偏光回折格子(PG)を応用する際に,PGを大面積で作製する技術が求められている.そこで,本研究では偏光フーリエ変換光学系による転写法を用いた.従来の転写法では、紫外線により露光してしまうため液晶型原板PGの使用は困難であったが、紫外線に耐性のある液晶光配向材料を用いることでこの問題を解決している.転写により,原板PGに対して4倍の面積を持ったPGが作製できている.当日の発表では,回折効率の場所依存性の結果を報告する予定である.