講演情報
[22a-P01-12]REBa2Cu3Oy高温超伝導ダイオードにおける表面バリアの定量的評価
〇土屋 雄司1、水野 彰人2、鶴田 彰宏3、尾崎 壽紀4、吉田 隆2、淡路 智1 (1.東北大金研、2.名大工、3.産総研、4.関学大工)
キーワード:
超伝導,超伝導ダイオード,磁束量子
超伝導ダイオード特性とは、臨界電流が電流の方向によって異なる特性を指す。我々は磁束量子の整流に着目して超伝導ダイオード特性の起源解明と特性向上に取り組んできた。本研究では、高温超伝導薄膜の表面バリアの制御により超伝導ダイオード特性の起源について定量的に評価する方法の確立を目的として、低磁場における臨界電流の磁場依存性を測定することで、表面バリアの定量的評価方法について議論する。