講演情報

[22a-P02-17]界面欠損を抑制したCore-shell型シリカ複合二酸化炭素分離膜の創製

〇(B)小松 芙羽1、金崎 悠2、石坂 孝之2、牧野 貴至2、増原 陽人3,4 (1.山形大工、2.産業技術総合研究所、3.山形大院理工、4.山形大有機材料シスセ)

キーワード:

気体分離膜,高分子ナノ複合材料,高分子被覆

温室効果ガス抑制に向けて、高分子マトリックスとナノ粒子の複合膜が高い気体分離特性を持つ気体分離膜として期待される。しかし、マトリックスとナノ粒子の相溶性の低さが、これらの界面で欠損を形成し、気体分離性能が著しく低下する。そこで本研究では、簡便なプロセスでマトリックスとの高い相溶性を有するCore-shell型ナノ粒子を作製し、それを用いることでマトリックス-ナノ粒子間の界面欠損を抑制した新規気体分離膜を作製した。