講演情報

[22a-P03-11]PPAR-γに結合するチアゾリジン系リガンドのMD/FMO連携による相互作用解析

〇新井 大貴1、北原 駿1、土居 英男1、奥脇 弘次1,2、平野 秀典3、山本 詠士3、泰岡 顕治3、海東 和麻4、山西 芳裕4、望月 祐志1,5 (1.立教大理、2.JSOL、3.慶應大理工、4.名大情報、5.東大生研)

キーワード:

ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体,MD-FMO連携計算,相互作用解析

ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR-γ)とPioglitazoneの複合体の結晶構造(PDB-ID=5Y2O)、 同Lobeglitazoneの複合体の結晶構造(PDB-ID=5Y2T)に対してMD-FMO連携計算による解析を行いました。その結果、主にAF-2ポケット内で水素結合が多く確認され、水を介したケースも見いだされました(内部での水分子の重要性)。また、Ωポケットの相互作用エネルギー和の比較からリガンドの大きさも結合の様態を作用することが分かりました。