講演情報

[22p-11E-6]k・p摂動に基づく映進/時間反転対称フォトニック結晶導波路における例外点の解析

〇上村 高広1,2、養田 大騎1,2、森竹 勇斗1、大塚 秀太郎1,2、高田 健太2,3、納富 雅也1,2,3 (1.東工大理、2.NTT物性研、3.NTT NPC)

キーワード:

フォトニック結晶,PT対称系,フォトニック結晶導波路

時間空間反転対称性(PT対称性)を持つ光学系では、異常分散に伴う超光速伝搬など、例外点(EP)の出現に伴う興味深い現象を示す。以前の講演において、我々は利得/吸収媒質と映進対称性を利用したフォトニック結晶導波路の構造を解析し、EP近傍で超光速伝搬状態が出現することを数値的に示した。今回、k・p 摂動に基づきEPの出現条件を解析的に導出し、群速度コントラストを向上させる定量的手法を確立したため、報告する。