講演情報

[22p-12E-12]保存中に発生するノイズの消去による原子核乳剤のリセット

〇谷 忠昭1,2、桑原 謙一3,2、御舩 博幸2、森元 祐介3,4、小林 春輝3、広部 大和3、内田 孝幸4、長縄 直崇3、臼田 育也3、六條 宏紀3、大関 勝久2,3、福田 努3 (1.日本写真学会、2.元富士フイルム、3.名大理、4.東京工芸大工)

キーワード:

原子核乳剤,潜像中心,ノイズ

OPERA実験では膨大な使用量のため製造から使用までの期間が長くなり、保存中に放射線を浴びてノイズとなる潜像中心が生成するため、それを消去することによりリセットする技術(リフレッシュ処理)を開発した。リフレッシュ処理は他の異なる条件の乳剤にも必要となったが、処理の機構が不明で適用法が判然としない。本研究は処理の実態と機構を明らかにすることにより適用法を考察し、汎用技術とすることを目論んだ。