講演情報

[22p-13N-4]多段シリコン変調器を用いた25 GHz繰り返し通信波長帯光コム発生

〇廣瀬 龍優1、吉川 優剛2、コン グァンウェイ3、高 磊3、徐 学俊3、日達 研一4、北村 大和1、谷口 遼紀1、山本 宗継3、西川 正2、山田 浩治3、眞田 治樹4、小栗 克弥4、石澤 淳1 (1.日本大学、2.東京電機大、3.産総研、4.NTT物性研)

キーワード:

光周波数コム,電気光学変調,シリコン変調器

電気光学変調(EO)コムは、周波数可変かつ低ノイズなマイクロ波発生が可能である。本手法において、フィードバック回路の制御帯域幅が位相雑音の低減を制限している。この課題克服には,EOコムの光路長の短尺化が必要となるため、我々は集積化可能なSi変調器に着目している。Si変調器3台を直列接続したEOコムを用いた場合、スペクトル帯域幅が500 GHz@-60 dBレベルであり、短パルス化が困難であった、今回、Si変調器ベースEOコム発生後に非線形効果を利用し、分散制御することによって、EOコムの帯域幅拡大および短光パルス発生を行った。