講演情報
[22p-32A-6]クロロスルホン酸ドープCNT紡績糸の熱電変換特性とドーピング処理の最適化
〇池田 有輝1、中堀 慎也1、木下 和成1、鈴木 弘朗1、西川 亘1、林 靖彦1 (1.岡山大自然科学研究科)
キーワード:
カーボンナノチューブ,熱電変換技術
乾式紡績法で作製したCNT紡績糸に通電加熱処理を行った後にp型ドーパント剤のクロロスルホン酸(CSA)に浸漬させ熱電変換特性向上を試みた.通電加熱(3300 K,3秒)した後CSAへの浸漬(30秒)でPower Factor最高値として3012 μW/mK2を記録した.また,CSA処理したCNT紡績糸にn型ドーパント材のN-DMBIを用いた二重ドーピングにより3988 μW/mK2を記録した.