講演情報

[22p-P01-6]格子結合型表面プラズモン共鳴を利用したナノ粒子の高感度暗視野観察

河西 晃佑1、〇名和 靖矩1、田和 圭子1 (1.関西学院大理工)

キーワード:

格子結合型表面プラズモン,暗視野顕微鏡,ナノ粒子

表面プラズモン共鳴(SPR)による増強電場を利用した蛍光法は高い感度を有する一方で、蛍光標識分子の調製が困難で、測定工程が複雑である。我々は格子結合型SPRによる増強電場で散乱光を増強する暗視野顕微鏡法を開発し、粒径200 nmのナノ粒子からの散乱光の増強を確認した。本研究ではさらに小さいナノ粒子において散乱光の増強度を評価し、これらの非標識かつ高感度な検出を目指す。