講演情報

[22p-P06-2]シリコンラマンレーザ用ナノ共振器のQ値の空気孔傾き依存性

〇石原 歩1、浅野 卓2、下村 悠3、野田 進2、高橋 和3 (1.阪府大工、2.京大院工、3.阪公大工)

キーワード:

シリコンフォトニクス,FDTD

我々は、励起光とラマン散乱光を閉じ込めてレーザ発振を実現する2次元フォトニック結晶ナノ共振器を用いた超小型シリコンラマンレーザを開発してきた。その発振閾値は2つの共振モードのQ値の積に反比例するため実験Q値の向上は重要である。我々は今回、励起モードでは期待される実験Qp値が安定して得られないのは,空気孔の傾きが原因の1つであるという可能性を数値計算から見出したので、報告する。