講演情報

[22p-P07-37]グラフェン表面増強ラマン散乱(G-SERS)基板の高性能化

〇衡 彦君1、相澤 佳乃1、濱田 佑希乃1、吹留 博一2、唐 超2、佐藤 昭2、尾辻 泰一2、内野 俊1 (1.東北工大工、2.東北大通研)

キーワード:

グラフェン,表面増強ラマン分光法,二次元材料

表面増強ラマン分光法 (SERS) は、単一分子をラベルフリーで検出することができるため、近年注目されている高感度分析技術である。しかし、従来のSERS基板は金や銀のナノ粒子を用いているため、生体適合性や金属の酸化などの問題があった。そこで、本研究はグラフェンSERS基板の高性能化を目的として、転写基板依存性、グラフェン構造依存性、アニール効果について調べたので、その結果について報告する。