講演情報
[23a-11E-1]GaN多角形中空ナノワイヤ構造を用いた光軌道角運動量生成
〇来馬 龍治1,3、滝口 雅人2,3、Haidt Peter3、森竹 勇斗1、納富 雅也1,2,3 (1.東工大理、2.NTT NPC、3.NTT物性基礎研)
キーワード:
光軌道角運動量,非エルミート,GaN ナノワイヤ
本研究では導波モード計算を用いて、外接円径240nmの六角柱状GaN中空ワイヤにAuナノピラーを近接させ、OAMを持つモードを探索した。その結果、六角形の鏡映対称性を壊す場所にピラーを配置したときにOAMを持つモードを発見した。さらに、ピラーの位置と大きさを最適化し、大きなOAMを持つモードの生成に成功した。講演では、具体的な構造と最適化手法、OAMを持った各モードの特徴を紹介し、OAM発生の物理機構についても触れる。