講演情報
[23a-11F-1]ベーマイト構造上のSERS構造を用いたサイクリックボルタンメトリー
〇三枝 峻也1、納谷 昌之2、福岡 隆夫3、山口 明啓1 (1.兵県大、2.慶応大、3.京大)
キーワード:
表面増強ラマン散乱,電気化学センサ
固液界面における化学反応の分析用デバイス実現のため、SERS構造を作用極とした三電極を用いた計測システムを形成した。SERS構造はAlの水酸化物であるベーマイトを用いる簡便な作製方法で形成した。また、このシステムを用いて酢酸銅(Ⅱ)のサイクリックボルタンメトリーを測定した。平滑な電極では測定できなかった酸化銅の形成過程の検出に成功し、酸化還元反応を制御しながら高感度な化学反応過程の検出に成功した。