講演情報
[23a-12C-3]真空紫外吸収分光法による呼気中アセトン分析―運動後のアセトン濃度モニタリングー
〇(M1)池田 丈1、木野 彩子1、松浦 祐司1 (1.東北大院工)
キーワード:
医用工学
呼気分析は生体疾患の非侵襲診断として期待されている.そこで我々のグループでは中空光ファイバを微小容積・長光路ガスセルとして利用し,紫外分光器と組み合わせた簡易なシステムを用いて呼気分析が可能なことを示した.呼気中のアセトン濃度は脂肪代謝の動態と関連することが知られており,脂肪代謝能力の判定や,効率よく脂肪を燃焼させる運動法の開発などに有用である.今回は,運動後のアセトン濃度の変化について調査したので報告する.