講演情報
[23a-12F-7]高粘度高分子液体/固体界面構造および力学応答のFM-AFM分析
〇(M1)西脇 悠人1、一井 崇1、宇都宮 徹1、杉村 博之1 (1.京大院工)
キーワード:
FM-AFM,界面構造,粘弾性
高粘度(9750 mPa·s)高分子液体/固体界面の構造および力学応答を,qPlus AFMによって分析した.界面における液体分子の準安定的な層状密度分布を確認し,その形成および消失過程の時間・温度依存性を調べた.さらに緩和時の界面における長距離的な粘弾性増加を明らかにした.これらの分析から,その緩和機構が固体表面と液体分子の相互作用および分子間の絡み合いにより律速されていることが示唆された.