講演情報

[23a-12H-10]PLD法による強相関強誘電体YbMnO3薄膜の組成制御とその誘電特性に及ぼす影響

〇市川 颯大1、嶋本 健人1、葉山 琢充1、吉村 武1、藤村 紀文1 (1.大阪公立大工)

キーワード:

強相関強誘電体,PLD法

六方晶系RMnO3 (R : 希土類元素)であるh-YbMnO3 は、c 軸方向に強誘電性、ab 面内方向に反強磁性を有するマルチフェロイックな強相関強誘電体として知られている。化学量論組成を有し、矩形性に優れたP-E 特性を示すエピタキシャル薄膜の作製を目指し、PLD法により製膜している。今回は、製膜時の酸素ガス圧などの成長条件が格子定数に及ぼす影響、アニオンも含めた薄膜組成制御、そしてその誘電特性に及ぼす影響に着目し検討した。