講演情報

[23a-12J-11]シャントインダクタを含む整合回路を用いた量子ドットのRF反射測定

〇溝口 来成1、松田 凌1、西山 伸平1、神岡 純2、米田 淳1、小寺 哲夫1 (1.東工大、2.三菱電機)

キーワード:

量子ドット,RF反射測定

本研究では、大規模シリコン量子ビット系における周波数多重化読み出しの高多重化に向け、2つの受動素子を用いた簡単な整合回路の中でも共振周波数の自由度が高い直列L並列L型の整合回路に着目し、量子ドットへの実装を行った。極低温における測定を行い、異なる共振周波数においてほぼ設計した通りの周波数で共振を観測することに成功し、期待通り共振周波数が調整可能であることを示唆する結果を得た。