講演情報

[23a-12N-10]NMR装置用13C検出超伝導RFコイルの設計

〇末永 光1、藤田 貴紀1,2、作間 啓太1、關谷 尚人1 (1.山梨大工、2.日本電子(株))

キーワード:

超伝導,核磁気共鳴

NMR装置は、感度が低いという問題がある。その中でも13Cの検出は、NMR測定の標準である1Hの検出よりさらに感度が低くなるが、多くの利点から感度の上昇が求められている。感度改善の一つの方法として、検出用RFコイルにHTSを用いる方法が考えられる。本研究では、電磁界シミュレータを用い、RF磁場の均一性、測定試料の影響、静磁場の均一性のすべてを考慮した直径5 mmの測定試料用13C検出HTSRFコイルを設計した。