講演情報
[23a-13N-4]プラズモニック金ナノ粒子における超高速赤外発光の偏光メモリ効果
〇杉田 篤史1、室井 堅森1、神谷 眞好1、末元 徹2、浅原 彰文2、奥野 剛史2、谷 峻太郎3、小林 洋平3 (1.静大工、2.電通大情報理工、3.東大物性研)
キーワード:
超高速赤外発光分光,プラズモニック金属ナノ粒子構造,偏光メモリ効果
この発表では、プラズモニック金ナノ粒子構造の超高速赤外発光現象における偏光メモリ効果について報告する。我々の研究結果は、表面プラズモン共鳴励起した直方体ロッド形状の金ナノ粒子の放出する赤外発光の偏光状態が、励起光の偏光状態を強く維持していることを見出した。この偏光メモリ現象の発生メカニズムについて電子ラマン散乱モデルを用いて議論する。