講演情報

[23a-1BJ-8]最小構造寸法150 nmの高効率なSiファイバカプラの製作

〇田原 直樹1、平 陸人1、前神 有里子2、土澤 泰2、山本 宗継2、山田 浩治2、馬場 俊彦1 (1.横国大理工、2.産総研)

キーワード:

シリコンフォトニクス

Si光導波路と面外の光ファイバを高効率で結合するグレーティングカプラを設計し,実際に製作した.設計したグレーティングカプラは中彫り回折格子と貫通孔を組み合わせた製作が容易な構造で最大結合効率83.7%を計算した.300 mm ウエハと液浸ArF露光,2段エッチングプロセスにより製作し,ほぼ理想的な構造の製作に成功した.上方に放射される光の1/e2スポット径10 mm×12 mm,ビーム発散角8.3°×7.2°は結合を想定するファイバモード径とおよそ一致した.