講演情報
[23a-1BM-10]グラフェン光熱変換を用いたin vitro神経熱応答性評価デバイス
〇酒井 洸児1、田中 雄次郎2、高橋 陸1、後藤 東一郎1、水野 陽介1、山口 真澄1 (1.NTT物性研、2.NTT先デ研)
キーワード:
培養神経細胞,グラフェン,微小電極アレイ
感覚神経の温度感覚に関する信号伝達を細胞レベルで評価するために,培養神経細胞の軸索に熱刺激印加と信号計測を両立可能な培養デバイスを作製した.微小電極アレイの計測電極に加えて,グラフェン分散体を集積した刺激素子を設置し,レーザーによるグラフェンの加熱を介して軸索への熱刺激を実現した.実際に,熱刺激による活動電位の発生とその伝播を可視化し,デバイスのコンセプトを実証したので,これを発表する.