講演情報

[23a-1BM-7]高い画像認識性能を有する三次元積層人工網膜チップの作製

〇番場 崚太郎1、岸本 凌平2、加藤 勇志3、桂井 亮介3、木野 久志4、福島 誉史1,2、田中 徹1,2 (1.東北大院医工、2.東北大院工、3.東北大工、4.九州大院シス情)

キーワード:

人工網膜

先進国における主要な失明原因である網膜色素変性や加齢黄斑変性は、網膜の視細胞が変性することで発症する。人工網膜は視細胞の代替として光を電流に変換し、残存する網膜細胞を電気刺激することで視覚の再建を図るデバイスである。本研究は眼球内完全埋植人工網膜を構成する三次元積層人工網膜チップの開発を目的とする。三次元積層人工網膜チップは二値化処理を付加したエッジ強調機能を有し、高い画像認識性能を実現する。