講演情報

[23a-1BN-9]1分子量子計測法による後天的アミノ酸修飾分子解析

〇大城 敬人1、小本 祐貴1、谷口 正輝1 (1.阪大産研)

キーワード:

1分子計測,トンネル電流,核酸塩基

生体分子は後天的に修飾され、疾患の原因となることがある。これらの分子をターゲットとした識別方法の開発は重要である。本研究では、疾患マーカーとなるリジンのメチル化やアセチル化という修飾アミノ酸分子を対象に、ナノギャップ電極デバイスを用いたトンネル電流計測を行った。波形データから、未修飾分子との差異を統計的な特徴量で見出すことに成功した。このような分子の一分子検出法を確立することで、疾患の早期発見に寄与すると考えられる。