講演情報

[23a-22C-2]ビニレン架橋ビスジフルオロキノキサリンを基盤とする有機薄膜太陽電池材料の開発

〇森 裕樹1、山根 浩暉2、西原 康師1 (1.岡山大基礎研、2.岡山大院環境生命自然)

キーワード:

半導体ポリマー,有機薄膜太陽電池,共役系高分子

より単純な構造を有する高性能な p 型半導体ポリマーを開発するため、新たなアクセプター骨格であるビニレン架橋ビスジフルオロキノキサリン (FQxE) をターチオフェンと組み合わせた 2 種の新規ポリマーを合成した。さらに、合成ポリマーの物理化学特性や薄膜構造を調査したほか、代表的な低バンドギャップn 型半導体と組み合わせた太陽電池において 13% を超える変換効率を達成した。