講演情報

[23a-P01-2]宇宙太陽光発電用太陽光励起レーザーに用いる共添加YAG単結晶媒質の発振波長における減衰定数αLの測定

〇鈴木 優紀子1、鳥海 陽平1、落合 夏葉1、柏倉 一斗1、田中 徹1、長谷川 和男2、元廣 友美2,3 (1.NTT宇宙環境研、2.光産業創成大学院大、3.名大)

キーワード:

レーザー,次世代エネルギー,単結晶

結晶粒界のない・Si系の助剤を含まない単結晶媒質の宇宙太陽光発電の有用性の検証を目的とし、太陽光発振実績のあるNd, Cr: YAGセラミック、同組成を目標に育成した単結晶の発振特性を比較した結果、セラミックの方がスロープ効率が高くなり、単結晶の自己損失が大きいと考えられた。検証のためCaird Plotにて発振波長における減衰定数αLを測定し、単結晶の方がαLが高く、損失源の存在が示唆された。