講演情報

[23a-P05-1]光フェーズドアレイ適用に向けたSiN光導波路グレーティングの試作と評価

〇柴崎 純一1、三浦 雅人1、宮本 裕司1、難波 正和1、青島 賢一1、船橋 信彦1、町田 賢司1、平野 芳邦1 (1.NHK放送技術研究所)

キーワード:

光フェーズドアレイ,窒化珪素,エミッター

光フェーズドアレイ(Optical Phased Array: OPA)は可動部がない小型・軽量な光制御デバイスであり、通信や測距応用を目指して研究が行われている。我々は3次元表示応用を目指して、電気光学ポリマーを変調部に適用し、出射部(エミッターアレイ)を窒化珪素(SiN)としたOPAの研究を行っている。今回、ディスプレイ応用に向けたひとつの目安として面直方向を中心に20°の範囲に出射できるエミッターを設計し、試作と評価を行ったので報告する。