講演情報
[23a-P06-17]液相析出(LPD)法によるNiOx薄膜の作製とそのエレクトロクロミック特性
〇(B)阪本 樹乃里1、永田 佳大1、青井 芳史1 (1.龍谷大先端理工)
キーワード:
酸化ニッケル,液相析出法,エレクトロクロミック
液相析出法によりNiOx薄膜を作製し、そのエレクトロクロミック特性について検討した。作製したNiOx薄膜は網目状の構造を有し、400 °C以上の焼成ではNiOとなることが確認できた。KOH水溶液中で電気化学的特性を測定したところ、Niの2価と3価との酸化と還元に対応して、薄膜の色が酸化状態で褐色、還元状態で透明に変化するエレクトロクロミック特性を示した。薄膜の作製条件が、エレクトロクロミック特性に与える影響について検討した。