講演情報

[23a-P07-13]対向電極を有するプレーナー型VO2素子の自励発振に関する研究
-発振周波数の回路パラメータ及び素子温度依存性-

〇(M1)樹所 純平1、沖村 邦雄1、モハメッド シュルズ ミヤ2、中西 俊博3 (1.東海大工、2.成蹊大理工、3.京大院工)

キーワード:

二酸化バナジウム,自励発振,相転移材料

二酸化バナジウム(VO2)は68℃前後で単斜晶系から正方晶系への構造相転移に伴い4~5桁に及ぶ大きな抵抗値変化,即ち絶縁体-金属転移を示す。このIMTは電圧印加でも発現することから,高速なIMT応用を目指して電極を有するVO2素子の特性評価が進展している。神経細胞を模擬するニューロン素子回路や組合せ最適化問題への応用が盛んに研究されている。