講演情報
[23p-12A-9]量子ドットリザバーにおける特性可変を志向した光パターン入力の検討
〇阿部 駿吾1、下村 優1、小倉 裕介1、谷田 純1 (1.阪大院情)
キーワード:
リザバーコンピューティング,量子ドット,光コンピューティング
我々は,量子ドットとその間に発生するFRETを活用した,物理リザバーコンピューティングの実装を進めている.本手法は,励起光の強度変調によって入力を与えるが,これまでは時間変調に留まっていた.本研究では,時間変調に加えて,空間的光パターンによる入力方式を提案する.これにより,リザバー応答の変化が期待される.数値計算の結果,光パターン入力によって高い性能が得られることがわかった.