講演情報

[23p-12C-3]ブリルアン散乱顕微鏡を用いたヒト皮膚の力学的特性解析

〇(M1)大久保 直哉1、長谷 栄治2、時実 悠2、南川 丈夫3,2、安井 武史2 (1.徳島大院創成、2.徳島大pLED、3.大阪大院基礎工)

キーワード:

ブリルアン散乱顕微鏡,生体光物性,力学的特性

皮膚の力学的特性の解析は,病変や老化の診断など多岐に渡って重要であるが, これまでに皮膚の主成分であるコラーゲンとエラスチンの分布を同定しながら力学解析を行うことは困難であった. そこで本研究では, 対象の力学的特性を抽出可能なブリルアン散乱顕微鏡に, SHG顕微鏡と二光子励起蛍光顕微鏡を統合した光学顕微鏡システムを構築し, 局所力学的特性とコラーゲン・エラスチン分布との関係の評価を行った.