講演情報

[23p-12C-7]広帯域波長可変ファイバ光源の自動チューニングによる誘導ラマンスペクトルイメージング

〇亀井 健斗1、高橋 俊2、小口 研一2、小関 泰之2,3 (1.東大工、2.東大院工、3.東大先端研)

キーワード:

誘導ラマン散乱,波長可変レーザー,顕微法

誘導ラマン散乱(SRS)顕微鏡は高速な分子振動分光手法として生物学や医学への応用が期待されており、広いラマンスペクトルの高い時間分解能での計測には高速かつ広帯域な波長可変光源が必要である。本研究ではこのような性能を満たすファイバ光パラメトリック発振器(FOPO)とチタンサファイアレーザーによるSRSイメージングを行い、FOPOの波長の自動制御によるSRSスペクトル計測に成功したので報告する。