講演情報
[23p-1BC-14]一段階溶液プロセスを用いた電荷移動錯体−ペロブスカイトナノ結晶複合膜の創出とエネルギー移動
〇服部 秀生1、松井 淳2、江部 日南子2 (1.山形大院理工、2.山形大理)
キーワード:
ハロゲン化鉛ペロブスカイトナノ結晶,電荷移動錯体,エネルギー移動
ハロゲン化鉛ペロブスカイトナノ結晶 (PNC) は、優れた光・電子特性を有する半導体材料である。またPNCは有機スペーサー分子の導入により、PNCから有機分子へのエネルギー移動または電荷移動を引き起こし、間接的にPNCの発光性能や光の集光性、電荷分離能を調整することができる点から、光電変換材料の有望な設計戦略として期待されている。本研究では、低い立体障害と材料選択性を有する分子間電荷移動(CT)錯体とPNCの複合膜の作製を試みた。