講演情報
[23p-1BM-16]温度・pHをセンシング可能な多機能ファイバセンサの開発
〇(B)久保 稀央1、阿部 茉友子1、井上 貴雄2、郭 媛元1 (1.東北大学際研、2.山口大大機)
キーワード:
温度センシング,化学センシング,多機能ファイバ
近年の研究は、腸内環境の改善が精神疾患の治療に効果的であると示している。しかし、脳と末梢臓器の活動を同時に計測・操作する技術開発はまだ不十分で、脳と末梢臓器の関連性の詳細な理解は進んでいない。腸内のpHの乱れや温度異常は消化吸収障害等を誘発し、心身健康に悪影響を与えると懸念されている。本研究では、pHと温度を同時に計測し、脳と腸の関連性を包括的に理解するためのファイバセンサ技術の開発を行っている。