講演情報
[23p-1BN-12]タンパク質のFMO-DPDシミュレーション向け有効パラメータの算定-#3
〇太刀野 雄介1、土居 英男1、奥脇 弘次1,2、平野 秀典3、望月 祐志1,4 (1.立教大理、2.(株)JSOL、3.慶応大理工、4.東大生研)
キーワード:
タンパク質,散逸粒子動力学シミュレーション,フラグメント分子軌道法
私たちは、タンパク質のDPDシミュレーションのために全20種のアミノ酸をカバーするパラメータセットをFMO計算によって算定するプロジェクトを進めています。秋の本学会では、10残基のChignolinを報告しています。今回、20残基のTrp-Cageを構成するアミノ酸を対象に、荷電条件などに留意してパラメータ評価を追加的に行いました。DPDの結果では、その名の通りの籠状構造への畳み込みを確認することができました。