講演情報
[23p-1BN-6]CRISPR/Cas12を微小印刷したセンサアレイによるDNAの多項目検出
〇(DC)繁森 弘基1,2、藤田 聡史1、民谷 栄一1,3、永井 秀典1,2 (1.産総研PhotoBIO-OIL、2.神戸大院、3.阪大産研)
キーワード:
CRISPR,DNAチップ,バイオセンサ
DNAマイクロアレイは遺伝子同定に有用であるが、標的一本鎖DNA の合成、標識操作等、煩雑な操作を要することが迅速分析の妨げとなっている。その解決策として我々は、標的二本鎖DNA (dsDNA)を直接認識かつ標識不要で検出できるCRISPR/Cas12に着目し、これを表面修飾したDNAセンサアレイモデルの開発を行っている。本報では集積度の向上による網羅的遺伝子同定を目指し、バルブジェット印刷を用いたアレイスポットの微小化と多項目DNA検出の実証を行った。