講演情報

[23p-1BN-7]トロンビン単分子の電気伝導特性の評価

〇(B)高橋 泰星1、西野 智昭1 (1.東工大理)

キーワード:

単分子,タンパク質,走査型トンネル顕微鏡

生体分子の単分子計測によって,極めて高感度なバイオセンサーの創出が期待される.単分子接合は金属電極間を分子が架橋した構造からなり,その伝導度計測によるDNAやグルコースなどの単分子検出が報告されている.しかし,生体機能を直接担うタンパク質の検出には未だ適用されていない.そこで本研究では,伝導度計測に基づくタンパク質単分子検出法の開発を目指し,そのモデルとしてトロンビン単分子接合の電気伝導度を評価した.