講演情報

[23p-P02-1]ミストデポジション法で作製したフラーレン結晶の構造解析

〇田口 理沙子1、香取 重尊1 (1.津山工業高等専門学校)

キーワード:

フラーレン,ミストデポジション法

フラーレンの結晶性を高度に制御するためミストデポジション法を用いて結晶の作製を検討した。溶媒の蒸発速度を制御するため沸点の異なる2種類の溶媒を混合して溶液を調製した。溶媒の混合比と温度を変え,フラーレン結晶を形成し,得られた結晶に対し電子顕微鏡による観察とXRDによる構造解析を行った。溶媒の混合比を変えることにより、針状や粒子状の異なる結晶が形成され,さらにXRDで分析したところ、fcc構造であることがわかった。