講演情報
[23p-P02-12]回転光配向とプレチルト角支援磁場を用いたチューナブル液晶Qプレートの製作
〇福嶋 輝汰1、工藤 幸寛1、高橋 泰樹1 (1.工学院大情)
キーワード:
液晶
光配向は特殊な液晶配向パターンを与え易い一方で、プレチルト角の付与には煩雑な工程が必要となる。プレチルト角0°の光配向と垂直配向膜で作製したHANセルは配向容易軸が2つ存在するためリバースチルト欠陥が発生してしまう。この様なセルにおいて小型磁石の磁界分布を用い、配向欠陥を抑制する手法を提案する。回転光配向による放射状配向を用いることで、印加電圧でチューナブルな特殊位相差板(Qプレート)の試作を行った。