講演情報

[23p-P02-6]ヒスチジンを含むテトラペプチドと金属イオンの結晶化とその偏光ラマン分光

〇(B)西山 弓恵1、茂田井 和紀1、早水 裕平1 (1.東工大物質理工)

キーワード:

ペプチド,結晶,ラマン分光

単純な構造と高いデザイン性をもつペプチドは生体模倣材料として期待される。特にペプチド結晶は、分子構造と機能を理解するためのモデルとして有用である。本発表では生体内での金属イオンとの相互作用が知られるヒスチジンを含むテトラペプチドと金属イオンの結晶化を行った。ラマン分光法で観察したところ、金属イオンの量によって結晶構造が変化していることが示され、また偏光ラマン測定から分子の結晶中での配向がわかった。