講演情報
[23p-P02-9]液晶配向場で成長させたC8-BTBT結晶構造と界面アンカリングの関係
〇夏目 駿佑1、柴田 陽生1、木村 宗弘1 (1.長岡技科大)
キーワード:
溶媒,半導体材料
効率的なキャリア輸送が求められる有機薄膜太陽電池などでは、有機半導体が持つキャリア伝導の容易軸(分子配向)を制御する必要がある。ネマチック液晶を溶媒とする有機半導体の結晶成長法が報告されており、シアノビフェニル液晶中で成長させたp型有機半導体 C8-BTBT単結晶のb軸が液晶のダイレクタと平行になることが分かっている。本研究では、液晶に作用する界面のアンカリングエネルギーがC8-BTBTの配向に及ぼす影響を調べた。