講演情報
[23p-P05-3]投込型超音波発振機による常設型ジャンボタニシ誘殺装置の開発
〇柳生 義人1、栁田 晃良2 (1.佐世保高専、2.西九州大)
キーワード:
ジャンボタニシ,スクミリンゴガイ,超音波
1980年代に食用を目的として輸入されたジャンボタニシ(学名:Pomacea canaliculata)は,水田作物を食害する外来種として知られている。西日本を中心に分布しているが,暖冬に伴う越冬率の上昇や未進入地への分布拡大により,大きな被害発生が懸念されている。我々は,工学的手法により,省力的かつ環境無負荷なジャンボタニシ防除技術の開発を目指している。本稿では,水田や水田関連水系での常設型ジャンボタニシ誘殺装置の開発に向けて,投込型超音波発振器による殺傷効果を調査したので報告する。