講演情報

[23p-P05-65]異なる細胞濃度での超音波によるEscherichia coli不活性化メカニズムの検討

〇鶴西 智裕1、長浦 駿2、西口 慶2、山本 健1 (1.関西大システム理工、2.関西大院理工)

キーワード:

ソノケミストリー

超音波による水中の微生物の不活性化には超音波キャビテーションが関与していると考えられる.我々は超音波によるEscherichia coliの不活性化効率に細胞濃度が影響を与えることを報告したが,その詳細なメカニズムの解明には至っていない.本研究では,細胞濃度の異なるE. coli懸濁液に超音波を照射し,細胞の膜損傷の定量化及び表面状態の観察を行うことにより,細胞濃度が超音波による不活性化に与える影響の検討を行った.