講演情報

[24a-13P-5]CsLiB6O10を用いた深紫外光波長変換における出力変化の調査

〇島田 恭丞1、松實 優斗1、山本 凪1、村井 良多2、高橋 義典2、岡田 穣治3、宇佐美 茂佳1、今西 正幸1、丸山 美帆子1、森 勇介1,2、吉村 政志2,4 (1.阪大院工、2.創晶超光、3.スペクトロニクス、4.阪大レーザー研)

キーワード:

非線形光学結晶,深紫外光波長変換

レーザー加工応用に向けて深紫外光源の高出力化を進める中で, CsLiB6O10(CLBO)結晶を深紫外光 発生に長期間用いた際に生じる吸収の増加やビーム品質の低下が課題となっている. 先行研究では, 使用中の CLBO 素子に降温・吸水過程を意図的に加えると, その後再び加熱・脱水を行っても出力が 回復しない現象が明らかになった. 本研究では新たな低温成長用フラックス溶液から作製し た散乱欠陥の少ない高品質 CLBO 結晶を用いて, 同様の深紫外光出力の経時変化を調査した.