講演情報
[24a-1BN-12]ホルマザン色素の電気化学的特性に基づく細菌の活性評価
〇床並 朗1、池田 光1、田辺 みゆ2、定永 靖宗1,2、椎木 弘1,2 (1.阪公大院工、2.阪府大工)
キーワード:
細胞活性,生菌計測
テトラゾリウム塩の一種であるMTTは,細胞膜を透過し,生細胞内において生成する代謝関連物質により還元されて,不溶性のMTTホルマザンに変換される。本研究では,細菌懸濁液中のMTTの電気化学応答に着目することで,その酸化還元電流の大きさから生細胞数を見積もることに成功した。また,顕微鏡観察による分光学的解析により,単一細胞の酵素活性評価の可能性について検討した。