講演情報
[24a-22B-4]アルキル基をもつ有機半導体の結晶構造
〇森 健彦1 (1.東工大物質理工)
キーワード:
有機半導体,有機トランジスタ,ヘリングボーン構造
先に有機半導体のヘリングボーン構造がどのような場合にスタック構造に変化するかを検討してきた。今回はアルキル基を含むヘリングボーン構造と、5員環を含む芳香族炭化水素について検討する。分子がスタックする場合には静電斥力が働くがT字構造の場合には静電引力が働くことからヘリングボーン構造が実現する。このことから、静電力の大きさから結晶構造を予測することを試みる。