講演情報

[24a-31B-3]誘導加熱法によるMAX相の高速合成とMXeneの評価

西根 大祐1、木矢 悠史朗1、山本 真人1、〇稲田 貢1 (1.関西大システム理工)

キーワード:

MXene,二次元層状物質,誘導加熱

前回の講演では、簡便で高速なMAX相の合成を目指した誘導加熱MAX相合成装置を作製したこと、およびこの装置を用いてわずか数分間の加熱時間で典型的なMAX相であるTi3AlC2 および V2AlCが合成できたことを報告した。今回は、それらのMAX相からA層をエッチングし、MXeneであるTi3C2およびV2Cを得ること、およびそれらの基礎的な諸物性を評価することを試みたので、その結果について報告する。