講演情報

[24a-P03-7]円偏光散乱を用いた非侵襲白血球量測定のためのモンテカルロシミュレーション

〇(B)雁行 雪斗1、江角 朝登1、西沢 望1 (1.北里大理)

キーワード:

円偏光,血液検査,光散乱

患者の病状の変化や免疫機能の変化を知る指標として血液中の白血球量は重要であり、非侵襲かつ即時的な白血球量計測が求められている。生体組織に円偏光を照射した際の散乱による偏光解消が散乱体の粒子径と波長の比に依存することから、我々は円偏光散乱による生体評価技術の非侵襲な白血球量計測への応用を提案しており、今回は、モンテカルロシミュレーションを用いて白血球の増減に対して波長の最適化をおこなったので報告する。