講演情報

[24a-P06-13]金ナノレクタングル近傍における光キラル場のプラズモンモード依存性と立体特性

〇笠原 陸1、長谷川 誠樹1、井村 考平1 (1.早稲田先進理工)

キーワード:

プラズモン,開口型近接場光学顕微鏡,光キラル場

金属ナノ構造近傍に誘起される増強光キラル場は,キラル分子の高感度計測や結晶化を実現することが期待されている。増強光キラル場を空間制御するためには,光キラル場の三次元可視化が重要である。本研究では,開口型近接場光学顕微鏡を用いて金ナノレクタングル近傍の増強光キラル場を可視化した。可視化像から,プラズモンモードに依存して特徴的な光キラル場が生成すること,また三次元可視化からその立体特性を明らかにした。