講演情報

[24a-P07-2]直接電流変調を用いた透過型PDH法による半導体レーザの周波数安定化

〇(B)平野 諒介1,2、横田 信英2、八坂 洋2 (1.東北大工、2.東北大通研)

キーワード:

半導体レーザ,PDH法,直接電流変調

周波数弁別器の動作点に対する半導体レーザの相対的発振周波数を安定化させるため、Pound-Drever-Hall (PDH)法を光負帰還法と併用できる透過型の構成かつ半導体レーザの直接電流変調を用いる簡便な安定化手法を検討した。実験の結果、この手法を用いることで、低周波領域における周波数の揺らぎが1/3程度にまで小さくなっていることが確認できた。今後、これを光負帰還法の構成に発展させることで、低周波から高周波までのFMノイズ低減が期待できる。