講演情報

[24p-11F-2]テラヘルツ波制御材料としてのシリコンマイクロ粒子分散体の製作

〇(B)脇内 駿1、岡谷 泰佑1、猪股 直生1、金森 義明1 (1.東北大工)

キーワード:

メタマテリアル,テラヘルツ,有効屈折率

テラヘルツ領域はBeyond 5G/6G通信帯域として検討されている一方で,有用な天然光学材料が乏しい.そこで,微細加工により製作した一辺300 µmのSi立方体をシクロオレフィンポリマー中に所定の濃度で分散させ,サブ波長構造のシリコンマイクロ粒子分散体を製作した.これにより,テラヘルツ領域0.1–0.2 THzにおいて,分散体中のSiの濃度を変化させることによる有効屈折率の制御に成功した.